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2016年04月20日 []

耐震改修関係補助事業について【本格改修・徳島県内まとめ】

【木造住宅耐震改修支援事業の概要】
木造住宅の耐震改修工事を実施する場合に、その経費の一部を補助するものです。

耐震改修工事とは、地震が起きても建物が倒れにくくなるよう、基礎や壁の補強、劣化箇所の取り替えなどを行う工事です。住宅によって弱点が異なりますので、工事をしなければならない部位が異なります。

 

【補助対象住宅の要件】
次の要件すべてに該当する木造住宅
①平成12年5月31日以前に着工されたもの
②耐震診断の結果、評点1.0未満(倒壊する可能性がある)と判定されたもの

 

【補助対象工事の要件】
①高さ1.5m以上の家具の固定(必須)
②「耐震改修施工者等」として徳島県に登録された者が施工(必須)
③改修後の評点を1.0以上(一応倒壊しない)とする耐震改修工事(必須)
④倒壊の危険があるコンクリートブロック塀の撤去

 

【補助金額について】

耐震改修にかかる工事費用(税込み)の2/3以下で、最高60万円までとなります。

(※)同時に行うリフォーム工事費等は対象になりません。

 

また、次の市町村では、独自の制度として補助金の上乗せ補助を受けることができます。
上乗せ補助額 (60万円):吉野川市
 上乗せ補助額 (50万円):勝浦町
 上乗せ補助額 (40万円):三好市、藍住町
 上乗せ補助額 (30万円):阿波市、那賀町、牟岐町、美波町、松茂町、北島町
 上乗せ補助額 (20万円):徳島市、小松島市、美馬市、東みよし町
※上乗せ補助の要件は、市町村ごとに異なります。

 

さらに、所得税の特別控除や固定資産税の減額の税制面の優遇措置もあわせて受けられます。詳しくは、税務署(所得税)または市町村担当課(固定資産税)にお問い合わせください。

 

【耐震改修工事の進め方】
1 改修工事の計画を、建築士や工務店とご相談ください。また、お住まいの市町村にもあらかじめご相談ください。
2 お住まいの市町村へ、補助金交付申請書を提出してください。
(耐震診断報告書、改修計画書、工事図面、見積書等を添付)

3 市町村から交付決定が通知されます。その後、改修工事に着手します。

4 工事が完了すれば、工事完了報告書を市町村に提出します。
(契約書の写し、工事写真、請求書等を添付)

5 市町村から補助金が支払われます。
あわせて、所得税・固定資産税の申告に必要な書類の交付を受けてください。
(所得税の特別控除制度、固定資産税の減額措置に必要となります。)

 

★耐震化工事検査員
補助を受けて耐震改修工事を行う場合、耐震化工事検査員が、事業計画の確認、工事中の中間検査、工事の完了検査を行います。
耐震化工事検査員は市町村から派遣されますので、自己負担はありません。

詳しくは徳島県庁HP「木造住宅耐震改修支援事業」のページからご確認ください。